Dialog in the Dark
Dialog in the Darkというイベントに参加してきました。
ドイツで生まれ、日本でも1999年から不定期で開催されている催しで、まったく光のない真っ暗な空間を、聴覚や触覚などのいろんな感覚を使って体験するというものです。以前から話を聞いて興味があったのですが、今回ようやくチケットがとれたので行ってきました。

場所は、赤坂のビルの真ん中にある廃校(元小学校)。7人(定員は8人らしい)のグループで、視覚障がい者のアテンドで暗闇の小学校を探検します。まったく光が入らないようにした会場で、音や感触、匂いなどを頼りに、他の参加者の人たちとコミュニケーションをとりながら進んでいきます。
話を聞いて、何も見えない暗闇というのはもっと絶望的で不安なものなのかと思っていましたが、(会場は安全な場所だという保証があるのが大きいのかもしれませんが)意外と行きたい方向に進めるものだなと思いました。わたしの場合は、特に嗅覚でいろいろ感じようとする傾向があるように思いました。目が見えているときは超方向音痴なわたしですが、暗闇を歩きながら頭の中に地図を描こうとしてみたり(うまくいきませんでしたが)、触るものや音、匂い、空気の流れなどから周囲の風景を目に浮かべようとしてみたり。いつの間にか、それまで会ったこともなかったほかの参加者の人と相互の信頼感みたいなのも生まれ、最後に飲み物まで飲んで、約1時間半の冒険は終了。
人生観が変わる!とまでは言いませんが、視覚が遮断された世界で、他の感覚を研ぎ澄ます体験、なかなか日常生活では出来ない貴重な体験でした。
一度体験するとやみつきになる人がいるというのがわかる気がしました。また別の会場で、是非体験してみたいです。
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